新興国マイクロファイナンスファンド第3号新興国マイクロファイナンスファンド第3号

カンボジアのマイクロファイナンスファンドを支援します。 / The fund aims to support finance people in developing countries.

JPY円建て
ソーシャルレンディング,クラウドファンディング,クラウドバンク
  • 目標利回り(税引前)

    年率 4.5%

  • 運用期間

    12ヶ月

  • 担保・保証

    担保: (原則) 無
    保証: (原則) 無

応募金額
¥ 25,270,000
応募人数
200 名
目標金額
¥ 30,000,000
最低成立金額: ¥ 1,000,000
最低投資額
¥ 10,000
単位:¥ 10,000
残り時間
募集終了

社会貢献と資産運用を両立。新興国マイクロファイナンスファンドは「新しい投資のカタチ」です。

マイクロファイナンスとは、東南アジアなどの新興国に住む貧困層の自立支援を目的とした低利子・無担保を原則とした融資サービスです。寄付や援助とは異なり、返済の必要性が彼らの労働意欲を高め、自ら生活を切り開く力を育みます。

2006年にマイクロファイナンスを営むグラミン銀行の創設者ムハマドユヌス氏がノーベル平和賞を受賞し、世界的に注目が集まりました。東南アジアや南米を中心に急速に普及し、今では世界全体で1億5000万人以上の利用者がいると言われています。

マイクロファイナンスは寄付やボランティアとは異なり、資金を出す側にも運用益をもたらすことで、借り手/貸し手双方にメリットを生み出し、持続可能なかたちで貧困層支援をおこないます。

当ファンドでは、ユーザーの皆さまから集めた資金を厳正な審査を通過した信頼性の高いマイクロファイナンス機関(MFI)に対して融資をおこないます。当ファンドへの応募金額は1億円以上であり、分配金の総額は4,903,588円となっております。

為替変動リスク/カントリーリスクについて

為替変動リスク

外貨建資産の円換算価値は為替レート変動の影響を受けます。外貨建資産の円換算価値が低下した場合、お客様の出資した元本額の欠損その他の損失が発生する場合がありますのでご注意下さい。

カントリーリスク

当ファンドの投資対象国には新興国が含まれます。社会的・経済的環境は先進国に比べ不透明であり、大きなリスク要因となることがあります。また対象債権の債務者であるMFIについては、多くのMFIが金融当局の規制対象外の小規模の金融機関又はノンバンクであり、また、MFIが提供する小口融資は原則として無担保であり(MFIにより異なります。)、MFIの信用力はかかる無担保の小口融資の回収状況に依存することがあります。かかる要因により、対象債権の回収が困難になる場合、お客様の出資した元本額の欠損その他の損失が発生する場合があります。

クラウドバンク・マイクロファイナンスファンドの実績

ソーシャルレンディング,クラウドファンディング,クラウドバンク

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金融商品としても魅力的なマイクロファイナンス

マイクロファイナンスは新興国の貧困削減に貢献する社会性の高い取り組みですが、単純に金融商品としても、大変魅力的です。新興国の経済成長率を背景とした高い運用利回りに加え、さまざまなユニークなしくみを活用することで貸倒率・延滞率を低い水準で維持しています。国際的に展開する欧州の大手投資銀行や政府系の金融機関なども積極的に投融資をおこなう注目のマーケットです。

マイクロファイナンスファンドの魅力

マイクロファイナンスファンドの魅力 1 リスク分散されるしくみ

クラウドバンクから融資した資金は、マイクロファイナンス機関を通じて、多数の借り手に分散して貸し出されます。 そうすることによって、リスクは分散されます。仮に貸り手の数人に貸倒が発生したとしても全体への影響は限定的に抑えることが可能になります。

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マイクロファイナンスファンドの魅力 2 貸倒率を低く抑えるためのユニークなしくみ

貧困層への融資で、まず気になるのが貸したお金が返ってこないのではないかという点です。しかしながら、当サービスで過去融資を実行したマイクロファイナンス機関を例にとると、その貸し倒れ率は0.09%で、これは日本の大手金融機関と比較しても非常に低い数値であり、必ずしも貸し倒れ率が高くはないということが分かります。この低い貸倒率・延滞率を維持するために、マイクロファイナンス機関では、さまざまなユニークな取り組みがおこなわれています。そのいくつかを簡単にご紹介します。

マイクロファイナンス機関の貸倒率と延滞率の一例

貸倒率

低い貸倒率を維持するための仕組み

グループローン

グループローンとは、女性を5~6人のチームにして融資をおこなう方式のことです。仮にチームの中の一人が、きちんと返済をおこなわなかった場合、他の人が追加融資を受けることができなくなります。村社会の密接な人間関係の中で生活する彼女たちは、仲間に迷惑をかけるわけにはいきません。周囲に迷惑をかけられないというプレッシャーが返済意欲の源泉となっています。

グループローンの様子

借り手の教育

マイクロファイナンス機関の職員が借り手の村まで出向き、お金に関する講義を行います。返済計画の立て方や帳簿のつけ方など、お金に関する基本的な知識を紙芝居形式で教えています。講義を通じて、頻繁に顔を合わせることにより、MFI職員と借り手の間に信頼関係も生まれてきます。

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信用情報の共有

2012年よりカンボジアでは、金融機関の間で借り手の信用情報を共有する仕組みがスタートしました。専用の端末からデータベースにアクセスすることで、多重債務者や過去に貸倒がある借り手を判別することができるようになりました。このシステムの導入により、カンボジアのマイクロファイナンス機関の平均貸倒率は、大きく改善しました。

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マイクロファイナンスファンドの魅力 3 厳選されたMFIにのみ融資

クラウドバンクではカンボジアに60社以上ある政府認定のマイクロファイナンス機関の中から、財務的に健全で、且つ成長性の高い企業を厳選して融資を実行しています。融資の審査にあたっては、現地まで赴き、経営陣との面談やオフィスのチェック、借り手のインタビューなどをおこないます。

当ファンドにおける融資先選定の基準

以下の諸項目を確認して、総合的に判断して融資先を選定します。

【1】その国の経済のファンダメンタルズ、政情は安定しているかどうか
【2】財務的に健全で成長性の高い機関かどうか
【3】事業活動はその国の経済発展に寄与するものであるかどうか
【4】政府機関より許認可を受けているかどうか
【5】経営チームにマイクロファイナンス運営のノウハウがあるかどうか
【6】世界4大監査法人などの監査を受けているかどうか
【7】大手国際金融機関からの借入れ及び償還実績があるかどうか

現地視察の様子

社内の様子

クラウドバンク以外にも多数の大手国際金融機関から投融資をうけています。

メディア掲載情報

『日経マネー(2014/10/21発行)』の特集記事“2015 お金のヒット商品予測”にて、クラウドバンクの新興国マイクロファイナンスファンド情報が掲載されています。

日経マネー(2013/10/21発行)【特集】2015 お金のヒット商品予測

【 ご注意事項 】

・ファンドの持分は、商法第535条に基づき組成された本匿名組合に係る匿名組合員としての出資持分です。

・本ファンドは、お客様から出資を受けた金銭を、本営業者が第三者より取得する貸付債権(売掛債権を含みます。以下同じ。)(以下「対象債権」と総称します。)から生じる利息および遅延損害金収入、対象債権の売却による収入ならびにその他対象債権から生じる収益を確保することを目的とした事業(以下「本事業」といいます。)に対して投資することにより運用するものです。

・対象債権の債務者の財務状態や為替、金利の変動等を原因として、対象債権からの回収額が減少し、又は対象債権の評価価額若しくは処分価額が減少すること等により、本出資持分の価値が低下し、本出資持分の元本の全部又は一部に損失が生じ、元本欠損が生ずる可能性がある点、ご注意ください。

・ファンドの持分は、元本が保証されているものではなく、対象債権の債務者又は本営業者の財務状態や為替、金利の変動等により、元本欠損その他の損失が生じる可能性があります。

・営業者報酬
本営業者は、本ファンドにかかる財産から、本事業の遂行に対する報酬として、下記「匿名組合出資契約締結前交付書面」の「営業者報酬」において記載される方法により算定される金額を本匿名組合の財産から受け取ることができるため、お客様はこの営業者報酬を負担することになります。但し、営業者報酬に関するお客様の負担額は、同一の対象債権に投資する他の匿名組合員の出資額に応じて算出することになるため、現段階では確定できません。

・本事業に直接かかる費用
本営業者は、本事業に関連して発生する費用(本事業に関する業務一部を第三者に委託する場合の費用、対象債権の取得、処分又は回収等にかかる費用、現金分配にかかる費用、本匿名組合の財産に関する権利行使にかかる費用等)を、本匿名組合の財産から支払うことになるため、お客様はこれらの費用等を負担することになります。もっとも、これらの費用等に関するお客様の負担額は、同一の対象債権に投資する他の匿名組合員の出資額に応じて算出することになることや、これらの費用等の中には本匿名組合の財産のその時々の状況に応じて支出するものがあることなどのため、具体的な金額や上限額、又はこれらの計算方法をあらかじめ具体的に記載することができないものが含まれていることから、現段階では確定できません。

・ご投資にあたっては、契約締結前交付書面等をよくお読みください。

ファンド概要

カンボジアのマイクロファイナンスファンドを支援します。 / The fund aims to support finance people in developing countries.

契約名
新興国マイクロファイナンスファンド
募集取扱者
日本クラウド証券株式会社
営業者
クラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社
募集期間
2015-04-30 〜 2015-05-29
※期限日前に満額となった場合は、募集期間中でも募集を終了させていただく場合があります
運用予定期間
2015-06-09 〜 2016-06-30
※ただし、募集状況または貸付案件の事情により期間前に運用開始する場合があります
分配開始時期
運用開始 翌々月以降 (原則)3ヶ月毎
分配日
(原則)月末締め翌月5営業日以内
償還予定日
2016-07-07
最低投資額
¥ 10,000
追加単位:¥ 10,000
最低成立金額
¥ 1,000,000
目標利回り(税引前)
年率 4.5%
担保
(原則) 無
保証
(原則) 無

安全性の確保について

1.厳格な審査

当ファンドの融資先選定に関しては、マイクロファイナンス機関を中心にこれまで約1200億円を超える投資(融資・出資)実績がある投資運用会社DEVELOPING WORLD MARKETS社(DWM)と連携して、当社が厳正に審査を致します。売上、利益、自己資本比率、貸倒率など、厳しい審査基準を満たした優良なマイクロファイナンス機関にのみ融資を行います。

2.分散投資

個人投資家の皆様からお預かりした資金は、複数のマイクロファイナンス機関等で運用を行います。仮に1社で延滞や貸倒等が発生した場合でも、他の機関からの運用益でカバーすることが可能です。また、マイクロファイナンス機関の貸付先は個人向けの短期投資となっております。1件あたりの貸出金額は平均4万円程度と少額であり、また貸出先も多数の個人となります。その点においても十分な分散投資が図られていると言えます。

ファンドのしくみ

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融資先マイクロファイナンス紹介

クラウドバンクがこれまでに融資したマイクロファイナンス機関を事例としてご紹介します。

カンボジア
概要 カンボジアの大手マイクロファイナンス機関。農村地域の貧しい女性を中心に事業を興す機会を提供し、日常生活や生活環境の向上をビジョンとして、借り手の経済的自立を支援する。
資金使途 農業にかかる種苗・肥料・農機具や市場での出店スペースの確保の費用等
融資金 1件US$300ドル程度であり分散投資が図られている。
借入期 主に数か月から1年と短期。
デフォルト 融資金額が少額であること、期間が短期であることから、デフォルト率は2012年12月期で1.4%と小さい。
自己資本比 35.1%

リスク説明

新興国マイクロファイナンスファンドにおいて投資対象となる対象債権は、主として、新興国において小口融資を提供する機関(以下「MFI」といいます。)に対する円建て又は外貨建ての貸付債権です。

金利変動リスク

対象債権については、変動金利により付利されるものが含まれることがありますが、金利の変動によって将来受け取る利息が変動し、また市場金利とは一致しないこともあります。また、対象債権の金利水準は、各国の中央銀行が決定する政策金利、市場金利の水準や金融機関の貸出金利等の変化等に対応して変動します。また、金利の変動により、対象債権のその時々の評価額が変動し、対象債権の評価額や売却額が減少し、その結果、お客様の出資した元本額の欠損その他の損失が発生する場合があります。

信用リスク

対象債権の債務者からの返済が遅延する等、対象債権の債務者の信用状況の悪化により、、予定された金利の支払がなされず、また、元本の返済がなされない結果、お客様の出資した元本額の欠損その他の損発生する場合があります。また、対象債権の債務者の信用力の変動により、対象債権のその時々の評価額が変動し、対象債権の評価額や売却額が減少し、その結果、お客様の出資した元本額の欠損その他の損失が発生する場合があります。

>為替変動リスク

外貨建資産の円換算価値は、資産自体の価格変動のほか、当該外貨の円に対する為替レートの変動の影響を受けます。かかる為替レートの変動により、外貨建資産の円換算価値が低下した場合、お客様の出資元本額の欠損その他の損失が発生する場合があります。

カントリーリスク

投資対象国・地域に新興国が含まれ、社会的・経済的環境は、先進国に比べ不透明であり、大きなリスク要因となることがあります。また、対象債権の債務者であるMFIについては、多くのMFIが金融当局の規制対象外の小規模の金融機関又はノンバンクであり、また、MFIが提供する小口融資は原則として無担保であり(MFIにより異なります。)、MFIの信用力はかかる無担保の小口融資の回収状況に依存することがあります。かかる要因により、対象債権の回収が困難になる場合、お客様の出資した元本額の欠損その他の損失が発生する場合があります。

運用レポート

運用レポートでは現在の貸付状況や分配・償還の状況をチェックすることが出来ます。

当ファンドは日本円を米ドルに、その後カンボジアリエルに変換してカンボジアのマイクロファイナンス機関に融資を実行しております。融資先のマイクロファイナンス機関からは当初の予定通り貸付金の返済が行われましたが、融資実行時よりも回収時のドル/円為替レートが円高に推移したことにより、貸付元本に3,630,494円の為替差損が発生いたしました。

円 (¥) ドル ($) リエル (KHR)
融資実行時元本 24,000,000 191,785 783,442,542
為替 (融資実行時)2015年6月9日 125.614(USD/JPY) 4,085(USD/KHR) --
利息 2,027,945 17,682 71,684,990
利回り 8.45% 9.22% 9.15%
回収時元本 20,369,506 191,084 783,442,542
為替 (回収時)2016年6月10日 106.600(USD/JPY) 4,100(USD/KHR) --
為替差損 -3,630,494 -701 0
合計返還額 22,397,451 208,766 855,127,532

借り手のご紹介

※当ファンドの融資先のひとつであるTPC(カンボジアのマイクロファイナンス機関)の顧客の事例です。今回のファンド資金が必ず彼らに融資されるという訳ではありませんのでご注意ください。

借り手のご紹介 1

事業用のミシンを2台購入しました。自宅の裁縫場所も整えることができました。

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名前 キム・ソヴァンさん
事業 小物の裁縫、豚の飼育
融資の目的 ミシンの購入

軍隊で働いている夫と10人の子供(5人娘、5人息子)と暮らしています。主に洋服や小物の裁縫をして生計を立てていますが、豚の飼育や野菜栽培もしています。TPCからの融資で新たにミシンを2台購入(一台約$200)し、自宅に裁縫する場所も整えることに使用しました。将来的には娘の裁縫場所を設けたいと思っています。家が綺麗になり、とても嬉しいです。より良い暮らしができるように頑張りたい。

借り手のご紹介 2

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名前 ノウ・チャムさん(妻)
セック・ソンさん(夫)
事業 稲作、マンゴーの栽培
融資の目的 住居の修繕

夫と4人の子供達と一緒に暮らしています。稲作をして生計を立てています。家が非常に古くなり、子供達も大きくなったので、これまで貯めた貯金($3000)とTPCからの融資($4000)を合せて$7000で住居を修繕しました。家が綺麗になり、私たち家族はとても嬉しいです。これからもより良い暮らしができるように頑張っていきたい。

※「目標利回り」とは、ファンド運用期間中の一部早期償還を考慮した数値であり、投資金額に対する分配金合計額の年換算比率とは異なります。
クラウドバンクでは、ファンド運用期間中であっても貸付先から回収した資金を早期償還する場合がありますので、募集時において早期償還が予定されている投資金額につきましては、早期償還後の期間における投資金額に含めずに「目標利回り」を計算しています。
※「目標利回り」は実際の利回りと異なる場合があります。

投資収益シミュレーション

預入金額と金利をご入力頂くと、預入期間後の受取金額(税引き後)のシミュレーションをご覧いただくことができます。

投資額
(元金)
万円
1万円~5千万円まで
目標利回り
(年/税引前)

0.1%~10%まで
投資期間 ヶ月
6ヶ月~36ヶ月まで

税引前利息
源泉所得税
税引後受取利息
元利合計金額

※ 試算は元金に税引後金利と年数(預入期間)を乗じた単純計算であり、利息の計算日数等の要因により実際のお受取利息は若干異なります。
※ 分配金は源泉徴収(国税20%、復興特別所得税0.42%)されますが、分配金の所得区分は雑所得に該当し、総合課税で税額を計算します。
※ 税引後金利は、表示位未満がある場合は表示位未満切り捨てとなります。

日本クラウド証券株式会社 Crowd Securities Japan, Inc.

お客様お問い合わせ窓口: 0800-814-7476 代表番号: 03-6447-0011(土日、祝祭日を除く平日9:00-17:00)

第一種・第二種金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第115号

日本証券業協会 加入 (一般社団法人第二種金融商品取引業協会は未加入)

〒106-0032 東京都港区六本木七丁目15番7号 新六本木ビル 6F

当社が契約する金融商品取引業務にかかる指定紛争解決機関: 「証券・金融商品あっせん相談センター」

〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-1-1 第二証券会館 0120-64-5005