意外と知られていない!? クラウドファンディング5つのタイプの特徴


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ネットや新聞など様々なメディアでとりあげられることが多くなっているクラウドファンディング。今後の可能性に注目している人も多いと思います。しかし、クラウドファンディングには色々なタイプがあり、投資対象やリターンが異なることを知っている方は意外と少ないのでは?そこで、今回はクラウドファンディングについて、各タイプごとの特徴や代表的なプレーヤーをまとめてみました。

 

 

<クラウドファンディング 5つのタイプ>

クラウドファンディングには、支援金の対価として物やサービスでリターンされる“非投資型”と、金銭でのリターンが発生する “投資型”に分別されます。さらにそれを細かく分類していくと、全部で5つのタイプにわけることができます。

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■寄付型クラウドファンディング

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被災地や途上国支援など、社会意義の高いプロジェクトに対して寄付を行うことができるのが寄付型クラウドファンディングです。基本的にリターンはありませんが、プロジェクトによって、サイト内で活動報告などを閲覧することができます。

代表的なサービスはジャストギビング。世界全体で、15億ポンド以上の寄付を仲介しています。日本にもジャストギビング・ジャパンがあり、これまでに10億円以上の寄付金を集めています。

代表的なサービス

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■購入(報酬 ) 型クラウドファンディング

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最新の技術を用いたプロダクトや、ユニークな映画やイベントなど、バラエティに富んだプロジェクトに対して支援をおこなうことができるのが購入(報酬)型クラウドファンディングです。リターンとして、支援金額に応じた商品やサービスのチケット等が手に入ります。

リターン目当てで支援するユーザーが多く、商品やサービスの先行販売サイト的な役割を担っています。有名人の参加が多いMakuakeや、社会性のあるプロジェクト中心READYFOR、映画や写真などクリエイティブ活動の支援に特化しMotionGalleryなど、プラットフォーマーの個性もゆたかです。

代表的なサービス

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■融資型クラウドファンディング

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寄付型・購入型に比べると日本での浸透度はイマイチですが、実は世界のクラウドファンディング市場シェアが、最も高いのが融資型クラウドファンディングです。 投資家から集めた資金で、資金調達ニーズのある企業に対して融資を行います。小口の資金を集めて大口化することにより、これまで個人にはハードルの高かった不動産投資や海外投資などの好条件な投資案件に参加できるようになります。リターンとして返済金利の一部が分配されます。代表的なサービスは、日本で唯一証券会社が運営するクラウドバンク、業界の最大手maneo、スタイリッシュなサイトが特徴のAQUSHなどがあります。

代表的なサービス

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■ファンド型クラウドファンディング

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応援したい事業者に対して、匿名組合を通じて投資をすることができます。リターンとして、契約期間中の売上の一部を分配金として受け取ることができます。また投資家特典として、投資先の企業の商品やサービスがもらえる場合もあります。ミュージックセキュリティが運営するセキュリテが有名です。

代表的なサービス

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■株式型クラウドファンディング

金商法改正が閣議決定されたことにより注目が集まっているのが、この株式型クラウドファンディングです。法改正により、インターネット上で、未上場の株式を購入することができようになります。投資家保護の観点から、現時点では、一人当たり50万円以下、発行総額1億円未満という数字が提示されています。将来性のある企業の株を上場前に購入できるのは魅力的ではありますが、一方で取得した株式を市場や店頭で売買することができず、流動性が低いというのが課題です。
現時点では法改正前のため、正式な株式型クラウドファンディングサービスは立ち上がっていませんが、様々な企業が参入を検討しているとの情報もあり、来年以降注目のカテゴリです。

なお、グリーンシート制度を活用することで、ネットを通じて未上場企業の株を売買できる仕組みを提供しているのが日本クラウド証券が運営する「クラウドエクイティ」です。グリーンシートに公開している未上場企業の株式をサイト内で売買することができます。

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代表的なサービス

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以上、クラウドファンディグ5つの類型でした。

あなたのお好みはどれですか?

今後ますます注目されるクラウドファンディング。この機会に自分の趣向にあったクラウドファンディングにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

YUICHIRO FUJITA

日本クラウド証券株式会社 執行役員   早稲田大学商学部卒。株式会社サイバーエージェントに入社後、2007年 WEBマーケティング会社を設立。大手企業からベンチャー企業まで幅広い領域のWEBマーケティング戦略、コミュニケーション戦略の立案を行う。2012年、上場企業に売却。2013年10月より現職。

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