社会を考える/自分を考える~私のライフ&マネープランニング
年収300万台一人暮らしでも、1000万円は貯まります②
最初の一歩:「毎月の収入と支出を書き出す」をマスターしよう


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貯めるのは1000万稼ぐより簡単

こんにちは。
前回、30歳くらいで1000万円貯まったという話をしたのですが、実は私が思うに、1000万円貯めることは思っているほど難しいことではありません。
30歳で年収1000万円以上稼いでいます、とか、MBAを取って起業しました、とか、東大のあとハーバードビジネススクールで学びました、とか、そういうすごいキャリアを持つ人になるのに比べて、ずっと簡単に普通の女性が実現できることです。

もちろん、「私は年収1000万円稼げます」といった人がうらやむキャリアが実現できるとしたら、それはそれで素晴らしいですが、そのために積み上げてきたスキルや実績、ストレスに耐えうる力を持ち続けるのは、並大抵のことではないと思います。

でも、1000万円貯めるだけだったら、年収300万円台の普通の女性が、日々ちょっとした工夫をするだけでOKです。
私のように、地味に暮らしている女性の中に、そうやって貯めたお金でひっそりとマンションを買ったり、投資をしている人が少なからずいるはずです。
言っていないだけで、そういう人があなたの周りにも必ずいます。
こっそり今日から始めて、数年後に仲間入りすればいいのです。

「といっても、年収300万円くらいじゃ、生活しているのがやっとです」
という人もいるとは思います。
では、まずそういう人は、月々の収入と支出を書き出してみてください。

ポイント1 毎月の収入と支出を書き出す
~収入は最低限のレベルに合わせて

とにかくお金が貯まらないという人は、最初はこのポイントだけ、騙されたと思ってやってみてください。
わずかずつでもお金が貯まるという人には、当たり前の方法ですが、意外とやっていない人が多いからです。

コツは、収入を書き出すときは、残業代などで毎月変動がある場合は、どちらかというと少なめの方の収入に合わせること。
例えば、9月は手取り22万で、10月は23万、11月は21万…という状態だとしたら、21万とします。
平均を取ると22万となりますが、変動する部分が会社や仕事の都合などで急に減らされたり、最悪会社の業績悪化でしばらくなくなる、といった事態になったとき、平均の額よりも減るかもしれません。

私の場合は、さらに変動する部分を取り去り、例えば残業代、各種の手当てなどをすべて抜いた額でも一応出しておきます(会社員の場合、基本給ですね)。
あと、通勤費が含まれている場合は、それも当然抜きます。
一緒に振り込まれているので、その分も収入額として何となく頭に残っている場合があると思いますが、後から確実に差し引く額ですので、振込み額から正確に引いた額で覚えておきましょう。

こうして最低限の収入額を把握しておくと、それ以上使うと赤字になる、というラインがわかります。
次に、支出をざっと出してみましょう。

支出は固定費・変動費で大きく分ける

まず、固定費です。家賃、税金、毎月決まった額の支払い(ローンや駐車場代、月謝、保険、会費など)は、金額を変えられないので、それを書き出します。
通信費などでも、一定課金で変動がないなら、ここに入れます。

その次は、金額に変動があっても、ある程度一定の額でかかる経費です。
光熱費、通信費、交通費などでしょうか。医療費やガソリン代などもここに含まれます。

最後に、毎月変動する出費をまとめます。
食費、日用品費、レジャー費、被服費、本やCD、映画など趣味への出費、その他の出費を出してみましょう。

まったく出費を把握していなかった人は、これを出すのが最初は難しいとは思いますが、ざっとでもいいからまずやってみることです。
家計簿をつけていないからわからない、いつもあるだけ使っていた……といった人は、ここで「やっぱり家計簿が必要?」と思うかもしれませんが、何も絶対に家計簿付けが必須ではありませんから、大丈夫!

ただ、今から1~2ヶ月だけ、何にお金を出したか、記録してみてください。
もし、それが続くようだったら、さらに数ヶ月、半年くらい続けるといいですが、面倒ならそこまで続けなくてもいいです。
直近の1ヶ月だけでいいので、1ヶ月の期間、自分がどんなお金の使い方をしているかを、スマホでメモするだけでかまわないのでやってみてください。

「ちょっと今月は贅沢しちゃった」がいつもの家計!

ここの変動費は、人によって割合がかなり変わるので、自分にとって大きな出費から順に把握していくのがコツ?です。
食費が多い人、趣味にお金をかける人、交際費が多い人、子どもがいて子どもにお金がかかっている人(この場合は、おもちゃや保育費、習い事、子どもの服などはすべて「子ども費」などとくくってください)、資格取得の費用など、一番使っていそうなものから出していきます。

なお、途中でどうしても記録するのが面倒になったら、最悪、数千円以下のものは省いてもいいです。いちいちコンビニで買ったコーヒー代までつけるのは面倒とか、どこに分けるかよくわからない100均の買い物とか、できれば最初の1ヶ月だけはそれもカウントしておきたいところですが、習慣でよく買っているものでなければ、たまに買う細かいものは多少省いても可とします。
ゆるくても、とりあえず出費をまとめることが大事です。

一方、記録が苦にならないようだったら、現金だろうが、カードだろうが、電子マネーだろうが、スマホの課金だろうが、とりあえず「何にお金を使っているか?」を1ヶ月だけ徹底して追ってみましょう。

本当を言えば、ある1ヶ月だけだと、「たまたま結婚式があった」とか「バーゲンで服を買いすぎちゃった」とか「たまたま忙しくて、いつもはよく遊びに行くのに、今月は何もしていなかった」とか、変動要因が大きい場合が多いと思います。
あまりにも他の月と出費の傾向が違うようなら、できればもうひと月記録して平均を取りたいのですが、多少「今月はいつもより贅沢した」くらいなら、意外とそういう月は現実にはよくあるので、むしろサンプルとしてベストです。
「贅沢しちゃった」「予想外の出費があった」月が、あなたの出費の現実の姿です。
それを基準にして、出費の額をまとめましょう。

本創 ひとみ

書籍編集者を経て、さまざまな分野で執筆・編集中。手がけている主な分野は、起業、マネー関連、医療、社会起業、(少し)ITなど。

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