「お客様本位の業務運営に関する方針」の取組状況について

Fiduciary Duty Status

日本クラウド証券株式会社（2023年4月）

日本クラウド証券株式会社（以下「当社」といいます。）は、お客様本位の業務運営を実現するため「お客様本位の業務運営に関する方針」を策定し、当該方針に基づいた業務運営を行っております。

当社におきましては、当該方針に係る取組状況を以下のとおり公表し、今後もお客様本位の業務運営を実現するよう努めてまいります。

お客様の最善の利益の追求

当社の主要サービスであるソーシャルレンディングサービス「クラウドバンク」におきましては、お客様の資産を大事に成長させることを念頭に最善の利益を提供できるような運用に努めており、実績は次のとおりとなっております。

当社グループ内の別会社への貸付け等により運用するファンド等につきましては、お客様の利益を不当に害するおそれのある取引として管理しており、その管理状況につきましては、毎月開催されるコンプライアンス委員会におきまして確認しております。

「クラウドバンク」は、お客様の投資金が手数料によって目減りすることがない手数料設定となっており、運用先から利息又は遅延損害金（以下「利息等」という。）が支払われた場合にのみ、営業者において、その利息等の中から営業者報酬をいただいております。

お客様にご負担いただく手数料等につきましては、当社ウェブサイトおよび契約締結前交付書面等にて、お客様にご理解いただけるよう記載しております。

なお、当社銀行口座へのお振込み手数料につきましてはお客様にご負担いただいておりますが、当社からお客様の銀行口座へ出金する際の振込手数料につきましては当社が負担しております。

目標利回りや運用期間等、特に重要な情報につきましては、強調した表記にてお客様の注意を促し、他の金融商品と比較することが容易となるよう配慮しています。

また、お客様の取引状況・資産状況が確認できるマイページにおきましては、視覚的に分かりやすくするため、資産の成長履歴・推移、ポートフォリオの状況等をグラフィカルに表示する改修を行いました。

当社は、お客様の資産状況、取引経験、知識および取引目的・ニーズを把握し、当該お客様にふさわしい金融商品・サービスの組成、販売・推奨等を行っております。

特に高齢のお客様につきましては定期的な連絡を社内規程にて義務付ける等、お客様の属性に沿った対応により投資者保護に努めております。

当社では、全役職員に対し、毎月実施するコンプライアンス研修への参加を義務付けている他、コンプライアンスの観点や顧客対応・顧客管理を人事評価における重要な指標として位置付けており、お客様の最善の利益を追求するための適切な動機づけの体制を整備しております。