中小企業支援型ローンファンド第109号日本成熟産業再生ファンド 4号(中小企業支援型ローンファンド第109号)
成熟産業の再編・再生支援を通じて日本経済を元気に!
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目標利回り(税引前)
年率 7.5%
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運用期間
6ヶ月
-
担保・保証
担保: (原則) 有
保証: (原則) 無
- 応募金額
- ¥ 90,000,000
- 応募人数
- 201 名
- 目標金額
- ¥ 90,000,000
- 最低投資額
- ¥ 10,000
単位:¥ 10,000 - 残り時間
- 募集終了
POINT
- ・目標利回り7.5%を目指します。
- ・成熟企業の再成長を支援することで日本経済の活性化に貢献します。
- ・保全性を高めるために融資先との株式譲渡担保契約及び売掛債権譲渡担保契約を締結しています。
成熟産業の再生・再成長支援を通じて日本経済を元気に!
当ファンドは、日本経済の活性化と再成長へ向けた成熟産業の再生支援を目的としています。
皆さまから投資いただいた資金を原資として、優れた技術・製品を持つ国内中小・中堅企業に再生、成長のための資金を融資します。当ファンドがパートナーシップを結ぶ事業再生のプロフェッショナルチーム、グローバルタスクフォース株式会社による再建支援も同時に行うことで、財務面、事業面の双方から企業の成長を支えます。
● 連携スキーム
技術力のある中小企業の再建・再成長は、日本経済発展に大きく貢献します。
国内製造業の高い国際競争力の源泉の一つには、「ニッチトップ企業」と呼ばれる中小・中堅企業群の存在があります。これらの企業は高い商品競争力や製造技術等により、世界で活躍する国内グローバル企業の拡大成長を後方から支えてきました。
その一方で、これらの企業の中には、自社のグローバル化や新規事業の創出が進まず、成長が鈍化していたり、急激な経済環境の変化についていくことができず、事業が衰退していく企業も多数存在します。
当ファンドでは、そのような企業に対して再建・再成長のための資金を提供すると共に、事業再生経験の豊富なグローバルタスクフォース社による海外進出・戦略的連携支援などの事業再生コンサルティングを行い事業再興のきっかけを作ります。
高い技術力を保持する中小・中堅企業の再建、再成長は、成熟期を迎えた日本が、再び経済社会発展を遂げるための一つの有効な方策であると考えられます。
当ファンドへの投資を通じて、国内中小・中堅企業の再建に是非ご協力ください。
Global Taskforceのご紹介
グローバルタスクフォース(GTF)は、世界18カ国57校の主要ビジネススクールが共同で運営する公式MBA同窓生向けキャリア支援ネットワーク”Global Workplace”を母体として2001年3月に設立。依頼案件毎に形成される機動部隊(タスクフォース)と他所属メンバーを含めた積極的「ノウハウの共有」により、新規事業立上げやグループ再編にメンバーが一丸となって着手、出向を中心に常駐しながら現場業務も行い確実にプロジェクトをゴールへ導く。
支援先企業情報
当ファンドを通じて支援を行う企業の情報です。
※当ファンドで支援する複数企業のうちの1社です。
社名 | C社 |
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事業内容 | 半導体製品の開発・製造 |
企業情報 | パラボラアンテナやスマートフォン向け半導体の製造を行っている企業。世界的な半導体メーカーと継続的な取引実績がある。 |
● 工場の様子
保全の仕組み
当ファンドの主要な融資先について保全確保の仕組みをご紹介します。
※当ファンドから融資を行う全ての融資先についてご紹介するものではございません。
プロジェクト[1] A社のケース
スマートフォン及びパラボナアンテナ等の半導体製造を行う企業グループを100%保有する特定目的会社
担保 | 融資先が所有する株式の譲渡担保契約 |
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保証 | 無し |
保全のスキーム
融資先が所有する株式に対して譲渡担保を設定します。
審査の結果
【提出書類】 | 【審査工程】 |
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会社登記簿謄本 | 財務分析 |
本人確認書類 | 企業訪問 |
決算書 | 社長面談 |
資金繰り表 | 融資審査会 |
プロジェクト[2] B社のケース
全国の住宅ビルダーに対して建築資金の出来高融資サービス提供を行う企業
担保 | 売掛債権譲渡担保契約 |
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保証 | 代表者連帯保証 |
保全のスキーム
B社の代表取締役社長に対して連帯保証契約を締結すると共に、取引先企業の売掛債権に対して、債権譲渡担保を設定します。
審査の結果
【提出書類】 | 【審査工程】 |
---|---|
会社登記簿謄本 | 財務分析 |
本人確認書類 | 企業訪問 |
決算書 | 社長面談 |
資金繰り表 | 融資審査会 |
FAQ
Q1: 貸出先の情報は開示できないのですか?
A: 募集時に融資先を明示することは、貸金業法に基づく規制により認められていません。そのため企業名は伏せた形式で募集をおこなっております。ご了承ください。
※本ページは信頼できる情報に基づき作成されていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。
※本ページ中の数値等はあくまでも過去の実績であり、お客さまの将来における運用成果等をお約束するものではありません。
ファンド概要
成熟産業の再編・再生支援を通じて日本経済を元気に!
- 契約名
- 中小企業支援型ローンファンド
- 募集取扱者
- 日本クラウド証券
- 営業者
- クラウドバンク・フィナンシャルサービス株式会社
- 募集期間
- 2015-11-29 〜 2015-12-03
※期限日前に満額となった場合は、募集期間中でも募集を終了させていただく場合があります
- 運用予定期間
- 2015-12-04 〜 2016-05-31
※ただし、募集状況または貸付案件の事情により期間前に運用開始する場合があります
- 分配開始時期
- 運用開始 翌々月以降 (原則)毎月
- 分配日
- (原則)月末締め翌月10営業日以内
- 償還予定日
- 2016-06-14
- 最低投資額
- ¥ 10,000
追加単位:¥ 10,000
- 最低成立金額
- -
- 目標利回り(税引前)
- 年率 7.5%
- 担保
- (原則) 有
- 保証
- (原則) 無
安全性の確保について
1.厳格な審査
当該ファンドの貸出対象は、事業立ち上げや小口の運転資金を必要とする中小企業とし企業の審査には一定の基準を設け、基準を満たした企業のみを対象にファンドに組み入れております。
2.分散投資
複数の貸付先に分散することにより、貸倒リスクへの影響を抑えます。
3.保全の確保
当該ファンドの貸出対象企業には、代表者の個人保証を確保しております。さらに融資先によっては、担保を設定して保全性を高めています。
ファンドのしくみ
※貸付案件により担保設定する場合があります。
リスク説明
リスク説明
借手からの返済が遅延する等、信用状況の悪化により、お客様の出資元本額が欠損する場合があります。
営業者の倒産リスク
お客様の出資金は、出資された段階で営業者の財産となります。従って営業者の信用状況悪化の場合、出資元本額が欠損する場合があります。
運用レポート [2024-02-16]時点
運用レポートでは現在の貸付状況や分配・償還の状況をチェックすることが出来ます。
運用状況
- 運用利回り
- 7.5%
- 平均運用率
- 92.65%
- 応募総額
- ¥ 90,000,000
- 分配金累計
- ¥ 3,622,226
- 償還済み元本
- ¥ 90,000,000
- 運用開始日
- 2024-02-16
- 運用終了日
- 2016-06-30
貸付履歴
- 貸付案件
- 第1号貸付
- 貸付額
- ¥ 88,060,000
- 運用利回り
- 6.5%
- ステータス
- 回収済(運用期間:181日)
- 貸付案件
- 第2号貸付
- 貸付額
- ¥ 1,940,000
- 運用利回り
- 7.5%
- ステータス
- 回収済(運用期間:72日)
- 貸付案件
- 第3号貸付
- 貸付額
- ¥ 1,940,000
- 運用利回り
- 6.4%
- ステータス
- 回収済(運用期間:77日)
- 貸付案件
- 第4号貸付
- 貸付額
- ¥ 88,060,000
- 運用利回り
- 6.5%
- ステータス
- 回収済(運用期間:15日)
- 貸付案件
- 第5号貸付
- 貸付額
- ¥ 3,100,000
- 運用利回り
- 6.5%
- ステータス
- 回収済(運用期間:15日)
償還・分配状況
- 分配金 [合計]
- ¥ 3,622,226
- 分配日:2016-01-08
- ¥ 57,113
- 分配日:2016-02-05
- ¥ 555,589
- 分配日:2016-03-07
- ¥ 522,089
- 分配日:2016-04-07
- ¥ 523,222
- 分配日:2016-05-11
- ¥ 573,114
- 分配日:2016-06-07
- ¥ 1,092,618
- 分配日:2016-07-07
- ¥ 281,871
- 分配日:2017-03-07
- ¥ 16,610
- 償還済み元本 [合計]
- ¥ 90,000,000
- 償還日:2016-06-07
- ¥ 1,939,893
- 償還日:2016-06-15
- ¥ 84,960,000
- 償還日:2016-07-07
- ¥ 3,100,107
[注]ファンドの募集締め切りと運用の開始時期は一致しないことがあります。特に、各ファンドのテーマに合致する貸出案件を発掘し、書類のやり取りや審査などの手続きを行うため、ファンドによっては時間がかかる場合があります。
クラウドバンクと致しましては、このタイムラグを出来る限り短縮するように努力しておりますが、投資家の皆様へ安全確実な運用成果を提供すべく、優良かつ安全な貸出を確保するために慎重に手続きを進めているために、運用開始時期が遅れることがあり得る点をご理解頂けると幸いです。
パートナーのご紹介
当ファンドのパートナーで事業再生のプロフェッショナル、グローバルタスクフォース株式会社代表取締役の山中英嗣氏にお話を伺いました。
Crowd Bank(以下CB): 貴社の事業内容を教えてください
当社は2001年より上場企業を中心に成長拡大支援及び再生支援事業を行っています。3年程前から未上場企業の支援も手掛けています。弊社サービスの特徴は、外部からのコンサルティングを行うのではなく、支援先企業の中に入りハンズオンで経営実務を含めた成長支援を行う点です。
また支援内容を定着させ、顧客企業内で内製化・自立成長化を促すために、世界の経営大学院58校の卒業生ネットワーク40万人を活用した戦略的海外提携企業の紹介や、常駐した社員との相性によって出向や転籍を行うといった人材採用に関するサービスの提供も行っています。
CB: 今回のファンドは成熟産業の再生をテーマにしています。国内成熟産業における中小・中堅企業が置かれている状況を教えてください。
低コストで生産ができる新興国の台頭に加え、高い法人税率や電力不足、労働規制など、諸外国と比べて不利な事業環境が要因となり、国内成熟産業の中小・中堅企業が置かれている立場は非常に厳しい状況です。政府による政策支援は大きな雇用を抱える大企業、特にセットメーカーを対象としたものに偏り、実際それらの大企業の競争力の源泉を担い、特徴ある技術やノウハウで貢献する優れた中小・中堅企業にはほとんど救いの手が差し伸べられていません。
そのような苦しい状況にある企業に狙いを定めて、海外の政府系ファンドがこぞって投資をおこなっており、日本が誇る高い技術力が次々と海外に流出する懸念があります。
CB: 成熟産業に属する企業の再成長支援を手掛けられている理由を教えてください。
ひとつは雇用に対する問題意識です。これまで日本の雇用の多くは製造業によっても支えられてきました。ところが、昨今の製造業を取り巻く状況の悪化により、以前のような安定的な雇用を維持するのが困難な状況となっています。実際、1990年頃までは全就業者数に占める製造業の割合が4分の1(25%)以上を占めていましたが、その後急落し、今では当時の半分程度(15%程度)になっています。 しかしそれでも、1千万人近くの就業者が製造業に従事していますが、更に空洞化が進めばこの受け皿は失われます。
アメリカでも同様の問題が発生しており、米国政府はインターネットなどの新しい産業の創造に力をいれていますが、それでも受け皿として十分とは言えない状況です。国内の安定的な雇用維持のためにも、国の産業政策の転換に明確なコミットが示されない限り、既存の成熟産業の再生、再拡大は重要な方策であると考えています。
もうひとつは日本の産業における国際競争力についてです。日本がかつて強かった分野、たとえば、半導体や電子部品、素材化学などのグローバル企業を支えてきたのは、高い技術力を誇るグローバルニッチトップと呼ばれる中小・中堅企業の存在です。これらのニッチトップ企業が苦境に追いやられる中で、先ほども述べた通り、外資系の企業やファンドから買いたたかれているという現実があります。日本の製造業を支えてきた中小・中堅企業の高い技術力、商品開発力が海外に流出していくことは日本の産業の未来を考えると取り返しのつかない損失になります。我々の力で、ひとつでも多くのニッチトップ企業が再成長を果たせるようご支援し、一緒になって日本経済成長の源泉である高い技術力、商品開発力を守っていきたいという思いがあります。
CB: どのような手法でグローバル成長へ向けた事業の再構築を行うのでしょうか?
支援先企業に常駐で入らせていただき、中立的な立場で現場の方々とゼロベースの議論を重ねます。約半年程の時間をかけて合意形成されたゴールと改善施策の打ち手を打ち切ります。しかし、打ち切った施策の結果が数字に表れるのには半年~1年のタイムラグがあります。そこで、時間を待たずに上手くいっている施策とそうでない施策を見極め更なる対策を打ち続け、結果が出るまで私たちはやり切ります。ひとつのプロジェクトにだいたい2年半年程度の時間をかけて確実にエグジット(自主的なIPO、戦略パートナー候補先との連携;M&Aなど)まで持っていきます。財務リストラ、人的リストラに頼って縮小均衡の罠に陥ることなく、成長分野を特定してコストダウンとセットで投資強化を行うことで、内側から企業本来の力を引き出し、強さと可能性に溢れるグローバルニッチトップ企業として世界のマーケットを取りにいきます。
CB: 当ファンドの存在意義を教えてください。
一部の独立系小規模ファンドを除き、現在の国内外には銀行や再生ファンド含め、中小・中堅企業を対象とした構造改革費用の出し手がいません。このままでは、国内中小・中堅企業は徐々に体力を奪われ法的整理をするか、切り売り前提で外資系企業や海外ファンドに買収されるかという道しか残されていないという状況になってしまいます。どちらにしても日本経済にとって損失でしかありません。当ファンドを通じて皆さまに投資いただいた資金を活用することにより、ひとつでも多くの中小・中堅企業の再生を支援していくことは、日本の産業の未来を考えたときに非常に意味のあることだと思います。
CB: 当ファンドへの投資をご検討しているユーザーの皆さまに一言お願いいたします。
我々は構造改革のための必要資金を成長分野への強化とセットで活用することで、製造業を含む成熟産業のグローバルニッチトップ化や、再成長、再生・再建はまだ間に合うと考えています。一方で、日本の強みである成熟産業の要であるはずの特徴ある中小中堅企業を維持・拡大・強化しようと考えているプレイヤーは政府も含めてほぼいない状況です。そのような中で、我々と皆さまが力を合わせてこの取り組みに先鞭をつけていくことはとても意義深いことだと思います。最初は小さな一歩かもしれませんが、ひとつひとつ実績を積み上げていくことで日本の産業界全体に対してインパクトのある取り組みに成長するポテンシャルがあります。当ファンドへの投資を通じて、是非、一緒に成熟産業の再成長および再建に取り組んでいきましょう。
※インタビュー内容は当ファンドのパートナーの立場での発言であり、当社の見解ではございません。
※「目標利回り」とは、ファンド運用期間中の一部早期償還を考慮した数値であり、投資金額に対する分配金合計額の年換算比率とは異なります。
クラウドバンクでは、ファンド運用期間中であっても貸付先から回収した資金を早期償還する場合がありますので、募集時において早期償還が予定されている投資金額につきましては、早期償還後の期間における投資金額に含めずに「目標利回り」を計算しています。
※「目標利回り」は実際の利回りと異なる場合があります。
投資収益シミュレーション
預入金額と金利をご入力頂くと、預入期間後の受取金額(税引き後)のシミュレーションをご覧いただくことができます。
投資額 (元金) |
万円 1万円~5千万円まで |
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目標利回り (年/税引前) |
% 0.1%~10%まで |
投資期間 |
ヶ月 6ヶ月~36ヶ月まで |
税引前利息 | 円 |
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源泉所得税 | 円 |
税引後受取利息 | 円 |
元利合計金額 | 円 |
※ 試算は元金に税引後金利と年数(預入期間)を乗じた単純計算であり、利息の計算日数等の要因により実際のお受取利息は若干異なります。
※ 分配金は源泉徴収(国税20%、復興特別所得税0.42%)されますが、分配金の所得区分は雑所得に該当し、総合課税で税額を計算します。
※ 税引後金利は、表示位未満がある場合は表示位未満切り捨てとなります。