クラウドファンディングが投資トレンドになる5つの理由


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アメリカで過去数年にわたって注目されているクラウドファンディング。Forbesによれば、企業・投資家からクラウドファンディングが注目されている背景には5つの理由があるそうです。

1. 資金調達に便利だから

まずは単純に、便利だから。金融機関から融資を受けるため何枚もの書類を作ったり、投資家と何回も交渉したり……といった面倒ごとから開放されます。きちんとプレゼン動画と事業計画をそろえれば、モニターごしに投資家が見てくれます。

2. 商品のマーケティングができるから

商品企画を思いついたとき、アイデアが「ただ面白がられるだけなのか」「お金を払ってもいいと思わせるものなのか」検証するためのマーケティングができます。言ってみれば無料のサンプル調査みたいなものですからね。

3. 生産・投資リスクを軽減できるから

もし企画が成立しなかった場合、出資金は投資家に返金されます。また、投資家のジョン・ランプトンは、クラウドファンディングは余剰在庫の削減にもつながると指摘しています。確実に売れるロット数を把握できるというわけです。

4. 出資者からフィードバックがあるから

出資者に調査をしたり、アンケートをとることで、商品の内容をリアルタイムに調整していけます。また商品の企画段階から利用者が関わることでコミュニティー形成につながり、早期のクチコミ効果も期待できます。

5. 無料で使える広告になるから

たとえ出資してもらえなくても、幅広い利用者に企業ブランドのPRができます。ツイッターやフェイスブックのようなソーシャルメディアと同じように、いわば無料でキャンペーンが打てるわけです。これは案外大きいのかもしれません。

クラウドファンディングの市場規模は、2009年から2012年の3年間で5億3000万ドル(約550億円)から28億ドル(約2900億円)へと3倍以上に急増しました。日本国内の投資動向にも影響を与えることになりそうですね。

Original:
Drew Hendricks, Forbes
http://www.forbes.com/sites/drewhendricks/2014/08/27/5-reasons-why-crowdfunding-is-the-next-big-investing-trend/

K.M.

書籍・雑誌・WEBメディアの編集者・記者。ビジネス・カルチャー担当です。主な仕事先はKADOKAWA、講談社など。インタビュー、ゴーストライターなど、お問い合わせください。

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