中小企業支援型ローンファンド第4号飲食店海外進出支援プロジェクト

資金を必要とする国内中小企業への支援を目的としたファンドです。/ The fund aims to help finance SMEs' growth in Japan.

JPY円建て
ソーシャルレンディング,クラウドファンディング,クラウドバンク
  • 目標利回り(税引前)

    年率 5.7%

  • 運用期間

    36ヶ月

  • 担保・保証

    担保: (原則) 無
    保証: (原則) 有 代表者保証

応募金額
¥ 16,000,000
応募人数
49 名
目標金額
¥ 16,000,000
最低成立金額: ¥ 1,000,000
最低投資額
¥ 10,000
単位:¥ 10,000
残り時間
募集終了

日本の外食企業が世界に進出する支援を行います

洗練された調理技術と、きめ細やかなサービスで世界でも高い評価を受ける日本の外食産業。一方で、海外に進出し成功を収めている外食企業はまだ多くありません。様々な要因がありますが、資金調達のハードルの高さも海外進出を阻害する一因になっていると考えられます。

当ファンドは、海外、特にアジアへの進出を目指す国内外食企業を資金面から支援することで、日本の外食産業ひいては世界の外食文化の成長発展に貢献します。

今回のファンドでは、タイに出店を検討する企業に融資を実行します。

なぜタイに進出するのか?

理由1: 成長する経済

2013年の実質GDP成長率は4.5~5.5%と見込まれ、引き続き高い成長率を維持しています。タイ政府の少子化政策により、出生率は、2000 年には1% 台まで下がりましたが、2050 年8091万人まで人口が増加すると推測されています。それに伴い、外食産業の市場規模も拡大が見込まれており、日本食レストランに限っては、ここ数年10~15%の成長率を誇っています。人口が増加する2050年までは拡大するとみられており、非常に魅力的な市場といえます。

● タイGDP (Billions of U.S. Dollars)

出典:IMF - World Economic Outlook 2011年4月版

理由2: 「日本食」の人気

東南アジア全域で人気のある「日本食」ですが、特にタイにおける人気は突出しています。アジアの主要6都市で行った「好きな外国料理」というアンケート結果によると、バンコクで日本料理を1位に挙げた人は66%にのぼりました。味の良さはもちろんのこと、ヘルシーで健康的であること、安全性、洗練されたイメージなどが人気を支えています。

● 好きな外国料理

● 日本料理が好きな理由(6都市合算)

出典:日本食品に対する海外消費者アンケート調査

理由3 : 日本と比較して相対的に安い人件費

インラック政権の政策により2012年4月に最低賃金の大幅な引き上げが開始され、全体として人件費は増加傾向にありますが、日本と比較するとまだ5分の1程度に収まっています。その分、販売価格も日本に比べて安くはなりますが、人件費程の開きがないため、国内での営業よりも利益が出やすい構造になっています。

● 非製造業・スタッフ 国別人件費比較

出典:日本食品に対する海外消費者アンケート調査

まとめ

※本サイトは情報提供を目的としておりますが、一部主観が含まれております。

ファンド概要

資金を必要とする国内中小企業への支援を目的としたファンドです。/ The fund aims to help finance SMEs' growth in Japan.

契約名
中小企業支援型ローンファンド
募集取扱者
日本クラウド証券株式会社
営業者
クラウドバンク・インキュラボ株式会社
募集期間
2014-03-25 〜 2014-04-30
※期限日前に満額となった場合は、募集期間中でも募集を終了させていただく場合があります
運用予定期間
2014-03-31 〜 2017-03-31
※ただし、募集状況または貸付案件の事情により期間前に運用開始する場合があります
分配開始時期
運用開始 翌々月以降 (原則)毎月
分配日
(原則)月末締め翌月5営業日以内
償還予定日
2017-04-05
最低投資額
¥ 10,000
追加単位:¥ 10,000
最低成立金額
¥ 1,000,000
目標利回り(税引前)
年率 5.7%
担保
(原則) 無
保証
(原則) 有 代表者保証

安全性の確保について

1.厳格な審査

当該ファンドの貸出対象は、事業立ち上げや小口の運転資金を必要とする中小企業とし企業の審査には一定の基準を設け、基準を満たした企業のみを対象にファンドに組み入れております。

2.分散投資

複数の貸付先に分散することにより、貸倒リスクへの影響を抑えます。

3.保全の確保

当該ファンドの貸出対象企業には、代表者の個人保証を確保しております。さらに融資先によっては、担保を設定して保全性を高めています。

ファンドのしくみ

ファンドの概要

※貸付案件により担保設定する場合があります。

リスク説明

リスク説明

借手からの返済が遅延する等、信用状況の悪化により、お客様の出資元本額が欠損する場合があります。

営業者の倒産リスク

お客様の出資金は、出資された段階で営業者の財産となります。従って営業者の信用状況悪化の場合、出資元本額が欠損する場合があります。

運用レポート [2017-03-07]時点

運用レポートでは現在の貸付状況や分配・償還の状況をチェックすることが出来ます。

運用状況

運用利回り
4.5%
平均運用率
93.40%
応募総額
¥ 16,000,000
分配金累計
¥ 1,502,692
償還済み元本
¥ 16,000,000
運用開始日
2014-04-15
運用終了日
2016-06-30

貸付履歴

貸付案件
第1号貸付
貸付額
¥ 8,000,000
運用利回り
5.7%
ステータス
回収済(運用期間:30日)
貸付案件
第2号貸付
貸付額
¥ 15,000,000
運用利回り
5.7%
ステータス
回収済(運用期間:792日)
貸付案件
第3号貸付
貸付額
¥ 1,000,000
運用利回り
5.7%
ステータス
回収済(運用期間:164日)

償還・分配状況

分配金 [合計]
¥ 1,502,692
分配日:2014-04-30
¥ 37,462
分配日:2014-05-30
¥ 71,774
分配日:2014-06-30
¥ 77,420
分配日:2014-07-31
¥ 77,420
分配日:2014-08-29
¥ 72,415
分配日:2014-09-30
¥ 79,910
分配日:2014-11-10
¥ 96,395
分配日:2014-12-05
¥ 54,311
分配日:2015-01-05
¥ 69,943
分配日:2015-02-03
¥ 65,333
分配日:2015-03-06
¥ 56,822
分配日:2015-04-06
¥ 62,453
分配日:2015-05-12
¥ 56,194
分配日:2015-06-05
¥ 52,055
分配日:2015-07-07
¥ 54,947
分配日:2015-08-10
¥ 50,805
分配日:2015-09-07
¥ 48,384
分配日:2015-10-07
¥ 44,488
分配日:2015-11-09
¥ 42,144
分配日:2015-12-07
¥ 41,129
分配日:2016-01-08
¥ 37,462
分配日:2016-02-05
¥ 35,026
分配日:2016-03-07
¥ 33,774
分配日:2016-04-07
¥ 31,360
分配日:2016-05-11
¥ 26,143
分配日:2016-06-07
¥ 28,232
分配日:2016-07-07
¥ 23,348
分配日:2017-03-07
¥ 75,543
償還済み元本 [合計]
¥ 16,000,000
償還日:2014-11-10
¥ 1,499,989
償還日:2014-12-05
¥ 499,989
償還日:2015-01-05
¥ 499,989
償還日:2015-01-08
¥ 499,989
償還日:2015-02-03
¥ 499,989
償還日:2015-03-06
¥ 499,989
償還日:2015-04-06
¥ 499,989
償還日:2015-05-12
¥ 499,989
償還日:2015-06-05
¥ 499,989
償還日:2015-07-07
¥ 499,989
償還日:2015-08-10
¥ 499,989
償還日:2015-09-07
¥ 499,989
償還日:2015-10-07
¥ 499,989
償還日:2015-11-09
¥ 499,989
償還日:2015-12-07
¥ 499,989
償還日:2016-02-05
¥ 499,989
償還日:2016-03-07
¥ 499,989
償還日:2016-04-07
¥ 499,989
償還日:2016-05-11
¥ 499,989
償還日:2016-06-07
¥ 499,989
償還日:2016-07-07
¥ 5,000,220

[注]ファンドの募集締め切りと運用の開始時期は一致しないことがあります。特に、各ファンドのテーマに合致する貸出案件を発掘し、書類のやり取りや審査などの手続きを行うため、ファンドによっては時間がかかる場合があります。
クラウドバンクと致しましては、このタイムラグを出来る限り短縮するように努力しておりますが、投資家の皆様へ安全確実な運用成果を提供すべく、優良かつ安全な貸出を確保するために慎重に手続きを進めているために、運用開始時期が遅れることがあり得る点をご理解頂けると幸いです。

パートナーのご紹介

当ファンドの目的は海外進出をおこなう国内の外食企業を支援することです。当ファンドのパートナーであり、海外進出支援事業を行う株式会社epocの佐藤さまに飲食店の海外進出についてお話を伺いました。

代表取締役 佐藤信之 様 株式会社epoc

Crowd Bank(以下CB): 貴社の事業内容を教えてください

日本の外食企業の海外進出を支援しています。海外進出に関するコンサルティング業務、海外フランチャイズ開発、及び共同事業による出店支援を行っています。

CB: 貴社の特徴を教えてください

全員が外食企業の出身者で、さらに海外の飲食店実務経験が豊富なメンバーで構成されているのが特徴です。戦略立案からオペレーション実務までをワンストップでサポートできるのが強みです。

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CB: 日本の外食業界の課題は?

人口が減少傾向にあり、それに伴い外食業界全体の市場規模が縮小しています。
さらに人口が都市に集中するようになったことで飲食店も、それに合わせて都心に出店する必要に迫られています。都市部に飲食店が集中することで、賃料が高騰したり人材が確保しづらくなるなどコスト増の要因になります。
そのような環境の変化によって、収益を上げるのが年々難しくなってると感じます。

CB: なぜ海外に進出するべきなのか?

日本国内の人口減少に伴い、今後大幅な経済拡大が見込めないことを考慮すると、海外進出を検討することは避けて通れない道だと考えています。
例えば自動車や家電などの製造業は、日本のマーケットだけで営業することを考えていません。自分達の業績を上げるために、しっかりと海外を視野にいれた戦略をたてています。一方で、飲食業は内需型の産業構造のために、多くの企業は日本国内の市場だけをターゲットにしてきましたが、今こそ、もっと海外に目を向けるべきだと思います。
東南アジアには年5%以上の経済成長をしている国が多くあります。経済成長に伴い、国民の所得が増加し、生活の質を上げていきたいという欲求も強くあります。
日本はこれまでの高度経済成長の中でそのような状況を経験しているので、食に関しても、今後東南アジアでどのようなものが受け入れられるのかを想像しやすいのではないかと思います。
日本に対するあこがれや品質に関する尊敬は非常に強く、日本で不毛な戦いをするよりも、日本の品質が優位性を持つ世界のマーケットに出て戦った方が、勝てる確率が上がると思っています。同じことを繰り返してやれる、時間をきっちり守れる、細かいところまで気配りができる、こういう国民性は実は世界全体を見回した時に、特殊なことだと思います。この日本人の特性は、海外で戦っていく中で、大きな武器になると思います。

ソーシャルレンディング,クラウドファンディング,クラウドバンク

CB: 海外進出する際の課題

まず言葉の問題が大きいです。外食業界だけを考えた場合、まだ英語で仕事を進められる人が圧倒的に少ないと思います。
情報が不足している点も課題です。海外進出を検討したとしても、まず何から始めれば良いかわからない。情報を得るためのネットワークが確立されていないんですね。
例えば、中国人、韓国人などは現地のネットワークが強い。何かするにでも、その人的ネットワークを活用することで、スピーディーに事業を始めることができます。海外に進出している日本人の間でも、もっと強力なネットワークを形成していく必要があると思いますね。
人材面も不足しています。英語も話せて、実務もできて、交渉もこなせる人材は日本にはまだほとんどいません。そのような人材を育成していく必要があります。
最後に資金です。中小企業が海外進出にチャレンジする際には、資金調達を行う必要がありますが、まだそれに対してサポートをしてくれる企業や組織は少ないのが実情です。

CB: 海外で飲食点を成功させるために必要なことは

うまくいきそうな場所を選ぶというのは重要です。そのため、事前のリサーチが必要です。経済環境、可処分所得、文化度のレベル、法規制など、マクロ的な側面をチェックしながら、自分たちの目と足で直接、情報を収集しなければなりません。どんなものの流行しているのか、どこの地域が盛り上がっているのか、何に興味があるのか。現地の人達に直接ヒアリングすることで、見えるものがあると思います。現地に詳しいパートナーを見つけるのも重要ですね。
難しいことをやるのではなく、美味しいものをリーズナブルに提供する、お店を綺麗に維持する、料理の品質を保つ。
日本であたりまえにできていることを、同じようにやれる環境を整えることができるかが成功するために最も重要なポイントだと思います。

ソーシャルレンディング,クラウドファンディング,クラウドバンク

CB: 今回のファンドが、どのように海外進出を検討する企業に貢献できると思いますか?

通常、銀行で融資を受ける場合はお金が振りこまれて終わりです。
一方で、クラウドバンクの面白いところは、融資を頂きながら、一緒に皆様から応援もして頂けるところです。飲食店が成功するためには、多くの方のご協力・応援が不可欠です。実際に、お店に足を運んで頂いたり、口コミで周りの方にお店の宣伝をして頂けたりするととても嬉しいです。
資金調達に困っている中小の外食企業にとって、本当に有益な仕組なので、是非もっと普及して欲しいと思います。

CB: 今後、日本の外食産業をどうしていきたいか?

日本のマーケットを考えるのと、同じように海外進出を考えることができる感覚をもった企業が増えて欲しいです。
例えば、大阪に出店を検討するのと同じような感覚で、シンガポール、カンボジアへの出店を検討する。そんな企業が増えれば、もっと外食産業が面白くなるはずです。
日本の外食産業は間違いなく世界一だと思います。外食企業の方々には、自分達のやっていることが、世界に通用するという自負を持って欲しい。
恐れずに日本の企業がどんどん海外にチャレンジしていくことで、より日本の外食産業がパワフルになっていくことを望んでいます。

ソーシャルレンディング,クラウドファンディング,クラウドバンク

※インタビュー内容は当ファンドのパートナーの立場での発言であり、当社の見解ではございません。

※「目標利回り」とは、ファンド運用期間中の一部早期償還を考慮した数値であり、投資金額に対する分配金合計額の年換算比率とは異なります。
クラウドバンクでは、ファンド運用期間中であっても貸付先から回収した資金を早期償還する場合がありますので、募集時において早期償還が予定されている投資金額につきましては、早期償還後の期間における投資金額に含めずに「目標利回り」を計算しています。
※「目標利回り」は実際の利回りと異なる場合があります。

投資収益シミュレーション

預入金額と金利をご入力頂くと、預入期間後の受取金額(税引き後)のシミュレーションをご覧いただくことができます。

投資額
(元金)
万円
1万円~5千万円まで
目標利回り
(年/税引前)

0.1%~10%まで
投資期間 ヶ月
6ヶ月~36ヶ月まで

税引前利息
源泉所得税
税引後受取利息
元利合計金額

※ 試算は元金に税引後金利と年数(預入期間)を乗じた単純計算であり、利息の計算日数等の要因により実際のお受取利息は若干異なります。
※ 分配金は源泉徴収(国税20%、復興特別所得税0.42%)されますが、分配金の所得区分は雑所得に該当し、総合課税で税額を計算します。
※ 税引後金利は、表示位未満がある場合は表示位未満切り捨てとなります。

日本クラウド証券株式会社 Crowd Securities Japan, Inc.

お客様お問い合わせ窓口: 0800-814-7476 代表番号: 03-6447-0011(土日、祝祭日を除く平日9:00-17:00)

第一種・第二種金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第115号

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当社が契約する金融商品取引業務にかかる指定紛争解決機関: 「証券・金融商品あっせん相談センター」

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