最新情報
News
融資先の情報開示等に関する方針につきまして
2019年3月19日 掲載
いつもクラウドバンクにご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社が取り扱っております融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)におきましては、貸金業法における融資先の保護および投資者が貸金業者に該当しないことを目的として、融資先を特定することができる情報が明示されないこと(匿名化)と、複数の融資先に対して資金を供給するスキームであること(複数化)が要請されておりましたが、平成31年3月18日、金融庁における法令適用事前確認手続(回答書)により、匿名化・複数化が不要となるための一定の要件が公表されました。
金融庁における法令適用事前確認手続(回答書) https://www.fsa.go.jp/common/noact/kaitou/024/024_13b.pdf弊社は、融資型クラウドファンディング業界状況等を踏まえ、以前より法令で認められる範囲内において融資先及び保全措置(担保・保証)の情報充実化を図る措置を講じておりました。
この公表を受けまして、弊社といたしましては、「匿名化・複数化以外の方策」として挙げられている要件等を速やかに満たすよう対応し(本年4月上旬頃を予定しております)、以降に募集するファンドにおいては融資先の同意が得られたものから順次、直接的な融資先が特定できる情報提供も行う等、更なる情報充実化を図る方針です。
他方、「情報充実化」という観点だけに傾倒することなく、実効性のある情報提供のあり方を検討するとともに、弊社が販売するファンドとしてあるべき保全措置が講じられているか十分な確認を行う等、引き続き金融商品取引業者としての責任を果たしていきたいと考えております。
なお、ファンド販売業務等の自主規制機関である第二種金融商品取引業協会におきまして、「貸付型ファンドに関するQ&A」(案)に関するパブリックコメントの募集を平成31年4月12日まで行っているため、当該パブリックコメントの結果により「貸付型ファンドに関するQ&A」の内容が変更された場合には、弊社もその内容に即して方針を変更する場合がありますので、ご留意頂けますようお願いいたします。
クラウドバンクに投資していただくお客様および融資先企業等の皆様には何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。